先に結論
- 退去まで2週間以上あるなら: 売れる物・譲れる物を先に出し、残りを区・市の粗大ごみに申し込む。いちばん安く済みます。
- 冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン: 区・市では出せません。買い替えるなら新しく買う店、買い替えないなら買った店へ(冷蔵庫の処分)。
- パソコン: 区・市では出せません。メーカーか宅配回収へ(パソコンの処分)。
- 重くて運び出せない・申し込みの手間を省きたい: 申し込みの代行と、収集日の朝の運び出しを手伝います(粗大ごみの運び出し・申込代行)。
- 量が多い・仕分けが間に合わない: 仕分け・家具の解体・運び出しを手伝います。紙・布・鉄・びんは引き取ります(料金の目安)。
退去日から逆算した段取り
- 1か月前: 持っていく物と処分する物を分ける引っ越しの料金は荷物の量で大きく変わるので、先に減らすほど引っ越し代も下がります。売れそうな物はこの時期に出品や査定を。
- 3〜2週間前: 区・市の粗大ごみを申し込む収集日は区・市が決めます。退去日より前の収集日が取れるかを、申し込みのときに確かめてください。申し込み先と手数料は大田区・世田谷区・川崎市のくらべにまとめてあります。
- 2週間前: 家電とパソコンの行き先を決める冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンは店、パソコンはメーカーか宅配回収です。
- 1週間前: 袋のごみが多いなら相談する大田区・世田谷区は清掃事務所、川崎市は一時多量ごみの申し込み。
- 前日: 家電の準備冷蔵庫は電源を切って霜を溶かし、中を空にします。洗濯機はホースの中の水を抜きます。
- 収集日の朝8時まで: 決められた場所へ出す区・市の職員は家の中から運び出しません。
- 退去日: 部屋を空にして立ち会い置いていった物は、処分の費用を請求されることがあります。
急いで部屋を出るときの、置いていく物の整理整頓
急な引っ越しや夜逃げのように、準備の時間が取れないまま部屋を出るときも、置いていく物をそのままにすると、賃貸なら原状回復の費用として請求されることがあります。 ご本人からの依頼で、置いていく物の仕分けと、区・市の収集に出すところまでの整理整頓を手伝います。
- 持っていく物と置いていく物を先に分ける。迷う物は、置いていく前に写真を撮っておくと、あとで確かめられます。
- 自分の物と、ほかの人と一緒に買った物は分けて考える。一緒に暮らしていた人の物や、二人で買った物は、勝手に動かしません。
- 区・市の粗大ごみは、申し込みから収集まで日数がかかる。退去の日が決まっているなら、収集日に合わせて段取りを組みます。
家を出ること自体の相談(緊急の引っ越し、DV やストーカーから離れるための引っ越し、住民票の閲覧制限など)は、夜逃げ屋.comにまとめています。
大田区・世田谷区・川崎市の違い
大田区
- 申し込みから収集まで
- 申し込みから収集まで約2週間が目安。3月・4月は申し込みが集中する
- 出す時間と場所
- 収集日の朝8時までに、申し込みのときに決めた場所へ(集合住宅は各部屋の玄関先には出せない。一戸建ては道路に面した敷地内)
- 家の中からの運び出し
- 区は家の中から運び出さない。65歳以上や障害のある人だけの世帯で、自分で運び出せないときは「運び出し収集」がある
- 一度に多く出るとき
- 引っ越しや大掃除で45リットル袋4袋以上の可燃ごみ・不燃ごみ・資源を出すときは「臨時ごみ」(有料・事前申込み)。住所を受け持つ清掃事務所へ
- 自分で持ち込む
- 京浜島の持込施設に予約して持ち込める(電話で予約・持ち込む日の3日前の午後7時まで・1回10個まで・1世帯年度内4回まで)
世田谷区
- 申し込みから収集まで
- 目安は区のインターネット受付サイトに出る(混み具合で日々変わる)。月曜の午前・3月と4月・年末年始は電話が混む
- 出す時間と場所
- 収集日の午前8時までに、自宅前へ(集合住宅は集合玄関前や粗大ごみ置き場)
- 家の中からの運び出し
- 決められた場所まで自分で出す前提。自分で出せない高齢者などには訪問収集の制度がある
- 一度に多く出るとき
- 一度に45リットル袋でおおむね4袋以上を出すときは有料の扱い。粗大ごみ受付センターではなく、清掃事務所(世田谷・玉川・砧)へ
- 自分で持ち込む
- 船橋粗大ごみ中継所に予約して持ち込める(土日のうち申し込みのときに指定された日・1回10個まで)
川崎市
- 申し込みから収集まで
- 収集日は地域ごとに月2回。申し込みは収集日の3日前まで(土日と年末年始を除いて数える)。年末と3〜4月は混む
- 出す時間と場所
- 収集日の朝8時までに、申し込みのときに確かめた場所へ(原則はごみ集積所)
- 家の中からの運び出し
- 市は家の中から運び出さない。自分で持ち出せない高齢者・障がい者には「ふれあい収集」がある(引っ越しなどの大量には使えない)
- 一度に多く出るとき
- 引っ越しや遺品整理で一時的に多く出るときは「一時多量ごみ」。市の許可業者を選び、生活環境事業所に申込書を出して、分別したごみを許可業者に有料で引き渡す
- 自分で持ち込む
- 家庭のごみ・粗大ごみを処理施設へ自由に持ち込むことは、原則できない
各区・市の公式ページで 2026-09-25 に確認した内容です。受付の状況は日によって変わるので、申し込みのときに確かめてください。
頼めること
- 仕分け: 残す物・形見分けする物・売る物・処分する物に分けます。区・市の収集に出す物は、区・市の分け方に合わせて袋に詰めます。
- 運び出し・家具の解体: 大きな家具を解体し、家の中から運び出します。
- 区・市への申し込みの代行: 家具などは区・市の粗大ごみに出します。申し込みと、収集日まで敷地の中にまとめておく段取り、収集日の朝の運び出しを手伝います。
- 紙・布・鉄・びんの引き取り: 古紙・古着・金属くず・空きびんは、再生利用に回す物として引き取ります(廃品回収(紙・布・鉄・びん))。
賃貸の退去で気をつけること
- 立ち会いまでに部屋を空にするのが基本です。置いていった物の処分費用を請求されることがあります。
- 自分で取り付けたエアコン・照明・カーテンレールは、外していくか、残してよいかを管理会社に確かめてください。
- 粗大ごみを出す場所は、集合住宅ならたいてい決まっています。大田区は、集合住宅の各部屋の玄関先には出せません。
大きな家電の処分方法
よくある質問
引っ越し業者に不用品も頼めますか?
環境省のマニュアルでは、一般廃棄物処理業の許可が無い引越業者は、原則として家庭の引越ごみを引き取れないとしています。まだ使える物を買い取ってもらうのは別の話です。川崎市では、一時的に多く出るごみは市の「一時多量ごみ」の許可業者に頼む仕組みになっています。
退去日までに区・市の収集日が取れなかったら?
大田区・世田谷区は、予約して区の施設へ自分で持ち込む方法があります(1回10個まで)。売る・譲るも選べます。どうしても間に合わないときは、住所を受け持つ清掃事務所(川崎市は生活環境事業所)に相談してください。
あわせて読む
出典
- 粗大ごみの出し方(大田区)
- 引っ越しのごみ(大田区)
- 臨時ごみ(大田区)
- 粗大ごみの出し方(世田谷区)
- 粗大ごみの持ち込み(世田谷区)
- 一度に大量・臨時にごみを出す場合(世田谷区)
- 粗大ごみの出し方(よくある質問)(川崎市)
- 一時多量ごみ(川崎市)
- 無許可の不用品回収業者に注意(川崎市)
- 引越時の廃棄物の取扱いについて(マニュアル・平成15年2月)(環境省)
確認日: 2026年9月25日
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